快傑えみちゃんねる 2001年11月12日 放送回
岸部と細木が並んでいるのを見て「なんか対照的やわ」とえみちゃん。 岸部は最近引っ越したそう。「家賃は?」「ちゃんと払ってます。パスポートだって持ってるし、選挙権もありますよ」とムッとした表情。 えみちゃんが追い打ちをかけた。居並ぶ売れっ子芸能リポーター4人を指さして「誰が一番きらい?」。岸部は真面目な顔つきになると「皆さん、それぞれお世話になりました」。
芸能リポーターの世界にも派閥がある。この4人はいわば梨元ファミリー。 城下と井上は同じスポーツ紙の記者から梨元の事務所に転職した。2人とも給料が大幅アップして大喜び。もっとも梨元のほうは「一人前になるとすぐ独立しちゃうんだから」と苦笑い。 駒井は元アパレルメーカーのOL。テレビ局の報道記者をへて「子供の頃から芸能ニュースが大好き」で、オーディションに合格してこの道に入った。
えみちゃんが噂になったカップルの真偽のほどを根掘り葉掘り聞いていると、岸部がポツリとつぶやいた。「信じてくれないだろうけど、ボクだってけっこうモテたんですよ。しかも年上の大物女優」。 すかさずサブローが身を乗りだした。「誰だれ?言うてくれたらギャラ2倍出すから」。しかし岸部は澄まして「同じスター同士だから言わない」。
さて、芸能リポーターにとってなによりの勲章はスクープ。 梨元は引退した山口百恵さんの通う歯科医をつきとめた。張り込むこと2ヵ月。上司から打ち切りの指示の出た最終日、ついに百恵さんをキャッチした。「ところが頭の中が真っ白になって、気づいたら車までエスコートして見送ってしまった」。帰社して、ディレクターから思いきり怒鳴られた。
井上は倍償美津子が同棲しているという情報をつかんで、ショーケンこと萩原健一の自宅前に張り込んだ。「すると通行人がテレビカメラを持って行ってしまった」。よく見たらショーケン本人。そのまま自宅に入ってしまったショーケンを説得すること1時間。「カメラは返してくれたが、映っていたのは情けないボクやスタッフの姿ばかりだった」。
駒井は盲腸で入院していた梅宮アンナの退院日に病院前で待機していた。するとデスクからすぐに霞ケ関へ行ってほしいと連絡が入った。あの地下鉄サリン事件の現場だった。何も知らずプラットホームに降りていこうとすると、警官に押し返された。「翌朝枕には血が飛び散っていた。咳は3日間止まらなかったです」。それでもふだん通りに取材活動をしていたというからスゴイ。 ▲ 芸能リポーターたちにも隠しておきたい私生活がある。 梨元は地方へ行くと、クラブで酔ってスッポンポンになる癖がある。しかもホステスさんに記念写真まで撮らせてしまう。「翌朝になってネガを回収させられた」のは井上。 その井上はバツイチ。現在は再婚したが「家にいる時は何もしない」典型的な亭主関白。 城下はさらに上をいくバツ2。「今の3人目の奥さんには熱烈なプロポーズをしたらしいですよ」そう教えてくれた駒井は36歳でシングル。つい最近お見合いをしたが「私の仕事が分かったら、やんわりと断りの知らせが届きました」。 オウム事件ではあの横山弁護士の恋人とスポーツ紙に書かれたことも。「おかげで当時つきあっていた医師の恋人から別れようと言われました」。
締めくくりはおなじみの細木数子の“未来の窓”。ふだんは恐いもの知らずで芸能人に突撃していくリポーターたちも、いざ自分の未来となると勝手が違う。神妙に聞き入る表情は、まさに取材される側の芸能人とうりふたつだった。
