快傑えみちゃんねる 2001年6月18日 放送回
「的場さんとは仲良しなんですよ」と自慢げに打ち明けたのは辻本。ドラマ共演で親しくなった。 「言ってましたよ。上沼さんって、かわいい女性ですよねって」「うれしいっ!」。えみちゃんは思わず立ち上がって大喜び。かたや的場はうつむいて耳まで真っ赤に染めた。 的場と辻本は友達づきあいだが、杉と的場となるとまるで父親と息子のような関係。時代劇で杉が次郎長、的場が森の石松を演じたのが出会い。 「立ち回りをうまくなりたいなら、刀を抱いて寝ろって言ったら、本当にそうしてるんだよ。素直なんだから」。
杉は新人の頃、先輩をよく上目づかいで見たので疎んじられた。「(的場が)そっくりなんだよ。いい面構えしてるよ。生真面目だし」。 そこまで言ってもらえば的場がぞっこん心服するのは当然。「親分と呼ばせていただいてます」。受け答えの最後はいつも「押忍(オスッ)」。 偏食がひどかったが、杉に諭されて苦手な野菜も食べるようになった。
杉は活動の場をドラマから舞台に移して久しい。「人気がある内に芸を磨こうと思ったから」。そして「舞台の上ではどんなこともする」と断言するだけあって、劇場に来てくれるファンも熱狂的。 劇場窓口だけでチケット販売していた頃には、なんと1年前から並んでいたファンがいた。「弁当を差し入れしたらフラフラになってた」。 拍手が鳴りやまず、芝居のセリフが聞こえないこともしばしば。「拍手はしないでくれと頼みました。それでも聞いてくれない人には出て行ってもらった」。 舞台で好きな食べ物を言うと、翌日には小型トラック1台分届いた。「ダイヤモンドが好きと答えるようになったら、ピタリと止まったよ」と笑う。
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霊感の強い芸能人は多いが、杉もその例にもれず、死期の迫っている人の見分けがつくという。「本人には病院に行くよう勧めるが、ておくれのことが多い」。 フランスのホテルでは顔なじみのホステスの幽霊を見た。帰国して早速連絡したら、危篤状態だった彼女が一瞬意識を取り戻した時刻だった。
的場はデビュー当時、ツッパリの役柄が多かったが、中学時代には校長はじめ教師たちから口々に、もう学校には来るなと言われた。「別に何もしてないです。ただケンカはよくしてたけど」。 当時の写真が紹介されると、えみちゃんは思わず「こりゃ悪そうやわ」。杉は苦笑まじりで「かわいいヤツですよ」とフォロー。
お酒が入ると「喜怒哀楽が百倍になる」という的場。ボトルごとラッパ飲みするのを「男らしい」と信じていたが、酔うことはなかった。 ところが翌朝まで飲んで初めて気分が悪くなった。「血を吐いてびっくり。しかも酔いが醒めたら鉄条網に腕がからんでいた」。ちなみに今はお酒は一切飲まない。
ホノルル市名誉市長や国連ユネスコ大使などの肩書をもつ杉は長年、国内外でボランティアとチャリティ活動を続けている。 中国でのチャリティ公演を実現させるために、ある銀行の会長に「杉良太郎の体を担保にしてほしい」と直談判した。借金してまでもの熱意が通じて1億円を貸してくれ、会長の口添えで他の企業からも1億5千万円を集めることができた。 「芸能人だとすぐ売名だと言われる。説明しても無駄だから、ハイそうですと答えている。民間外交にはこういう人間が必要なんだよ」。言葉よりも行動の大切さが杉を駆り立ててきた。
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的場は友達から紹介されたOLの奥さんと結婚して4年目。えみちゃんがプロポーズの言葉をたずねると、またまた大テレ。「俺に尽くせ、俺が守ってやるからと言いました」。消え入るような声でやっと告白した。夫婦ゲンカはほとんどしない。「亭主関白のつもりでいるが、実は向こうにいい具合にコントロールされている」のが実情らしい。
杉の妻は美人演歌歌手の伍代夏子。「料理なんか作ってくれないでしょ」とえみちゃんが決めつけると、杉は首を振って「それがいらないと言っても作ってくれるんだ」。杉は手が荒れるから水仕事をさせたくない。 「とにかく周囲に気をつかうし、欲がない。ボクよりもきっぷがいいぐらいだ」とおのろけをサラリ。ちなみに伍代からは“良ちゃん”と呼ばれているそう。
的場は子供の頃から龍(ドラゴン)が好きだった。「雄々しい神のような存在。龍のような男になりたい」。 そこで辻本が大阪中から集めたさまざまな龍グッズを、夜店の輪投げの要領で争奪してもらう。「これ、欲しかったんですよ」。派手な登り龍の刺しゅうをあしらったスタジャンを見事ゲットした的場は、まるで少年のような笑顔をのぞかせていた。
