快傑えみちゃんねる 2001年8月13日 放送回
現役引退したとはいえ、KONISHIKIの巨体が登場するとスタジオがどよめいた。「まだ270キロあるよ」。すごい負けず嫌いの彼は、現役時代に負けた憤りが収まらずに、3階の自室からテレビやステレオを道路に投げ捨てたこともある。「あたしやったら、もっと安いもんにするわ」とえみちゃん。
印象深い取組みは貴闘力との一番。4分すぎに水入り後、突き落としで逆転勝利した。「記者にパイナップル投げだってジョークで答えたら、翌日のスポーツ新聞にそのまま載ってしまった」。
浪花のジョーこと辰吉丈一郎にとって忘れたくても忘れられない一戦といえば、3年前のウィラポンとのWBC世界バンタム級タイトルマッチ。結果は6ラウンド、辰吉の壮絶なKO負けだった。「入場したのは覚えているが、後は記憶がまったくなし」。
翌朝見慣れない部屋で目覚めたと思ったら、病院のベッドだった。王座奪回への意欲はいささかも衰えていない。「まだやるかじゃなくて、もっとやる。天下取るまで」。静かな口調の中にも現役ボクサーのプライドがのぞく。
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そして田島寧子の人生を変えた大舞台といえば、昨年のシドニーオリンピック女子4百メートル個人メドレー。第2位で銀メダル。インタビューの「ああ悔しい。金がイイです」は流行語にもなった。実物の銀メダルをスタジオに持参してくれた。「かまへんかな?」。京は首からかけさせてもらって大喜び。つられて笑っていたKONISHIKIがえみちゃんの一言で目を丸くした。
「なんで別れはったん?」。角界のおしどり夫婦のイメージが強かっただけに、KONISHIKIの離婚発表は衝撃的だった。「どちらも他人のために頑張りすぎる性格がよくなかったのかも。今後もいい友達でいられると思ったから離婚を決意しました」。現在も元妻とはよく会っている。「再婚は考えてます。2回目は失敗したくないね」。えみちゃんは大澄賢也に向き直ると「よう聞いときや」。
リング上では精かんなファイターの辰吉だが、家庭に帰れば2人の息子のマイホームパパ。愛妻るみさんは4歳年上。「週に6日はケンカしてる。思わず手が出ることもある」。独身時代に1度だけ浮気してバレた。「こっちから白状したのにフライパンで殴られた」。そのるみさんからのメッセージがVTRで紹介されると、辰吉が照れた。「直してほしいところは全くなし。百点満点の夫。知りあえたのが奇跡です」。子育ても辰吉流スパルタ式。あいさつにうるさい。「よその子供でも黙っていられない」。KONISHIKIは思わず「日本中の学校を回ってほしいよ」。
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今年20歳の田島は「恋人募集中です」。ところがえみちゃんがしつこく聞くと、どうやらつきあっている相手はいるらしい。「自分の目標をもって、しかも周囲に優しくできる男性が理想です」。オリンピック選手の間では"遠征マジック"という言葉がある。遠征先で恋に落ちるカップルが多いからだ。「残念ながら私は経験ないけれど」。
田島といえば銀メダルに続いて、突然の女優転身宣言で日本中をアッと言わせた。「メダルと女優は物心ついた頃からの夢でしたから」。しかし世間の反応はけっこう冷ややかだった。「記事はすべてスクラップしています。今に見とけよって感じ」。冗談めかしてはいても、内心期するものはあるようだ。現在発声法など基礎レッスンを受けている。ちなみに目標とする女優は、バーバラ・ストライサンドやウーピー・ゴールドバーグとか。
締めくくりは番組スタッフがハワイにあるKONISHIKIの実家を突撃取材。両親からのメッセージがVTRで紹介されると、KONISHIKIはすっかり息子の顔に戻って、いとおしそうに画面を食い入るように見ていた。
