快傑えみちゃんねる 2002年1月28日 放送回
矢崎滋といえば、ホームドラマに欠かせない名バイプレーヤー。 父親は言語学者で、言葉づかいに大変厳しかった。「新聞や本をまたいだだけで叱られました」。
東大に進学するも、役者への夢絶ちがたく中退した。 劇団四季を辞めた後「もともとお笑い志望だった」ので、吉本入りを真剣に考えたこともあった。下積み時代には日活ポルノに多数出演した。あくまでも主役は女優。「でも顔を映してほしくてカメラのほうを向いては、監督から怒鳴られてました」。
ベッドシーンのアフレコ(音入れ)は「こうするんですよ」と、自分の手の甲に唇を当ててチュウチュウと再現。思わず「やらしいっ!」とえみちゃん。こればかりを続けるものだから、アフレコ中に酸欠で失神する女優さんもいたとか。
超個性派女優といえば、この人、片桐はいりをおいて他にいない。 「髪を切るのがイヤ」でおかっぱ髪は少女の頃のまま。 当時は笑福亭仁鶴や渥美清に似ていると言われた。
デビュー当時は片岡鶴太郎や南伸坊。最近では島田珠代。 「新幹線で静岡をこえると吉本の芸人さんに間違えられます。ありがたいことです」。 てっきり男優と思いこまれて、楽屋に女性ファンがやって来たこともあった。 「何者か分からないって愉快ですよ」とクスクス笑う。性格もかなり個性的だ。
ここでお題目トーク。まずは自分がセコイと思う時は?
錦野旦は引っ越しのさいに家財道具一式をリサイクルショップに売ることにした。ところが見積もりはたった2万円きり。少しでも買値を上げてもらおうと次々とサインした。「すると売れるものも売れないって、結局5千円に値切られた」。 百万円で買ったソファも5千円支払って引き取ってもらった。スター錦野の面目丸つぶれ。
片桐はアロマセラピーに凝っている。 そこでキャンドルの芯が燃え尽きると、じゅうたんの毛を集めて芯にしている。「基本的にセコイんです、私」と背中を丸めて恥ずかしそう。
セコさとは一見無縁に見える細木数子だが「私もけっこうそうなの」。 レストランの料理で自分の食べたいところが入ってないと、機嫌が悪くなる。「その気持ち分かるわあ」とうなずいたえみちゃんは、レンタルビデオの延滞料金が惜しくて仕方ない。「だからせめて早送りして見るの。そうでもしないと気が済まないでしょ」。
矢崎はホテルの備品を必ず持って帰る。 ただし自分で使うのではなく、劇団の若手が重宝するから。 「あのホテルは歯ブラシがいいとか。でも毎回ドキドキしながらフロントの前を通っています」。
矢崎が照れながら打ち明けると、中尾彬は「(立川)談志の家なか全部そうだよ」。 7つもある冷蔵庫は贈答品の食料品でぎっしり。食べきれないから弟子にやる。 「ただし賞味期限が切れてから。この前なんか昭和製造のボンレスハムが出てきたんだぜ」。ちなみに今年談志からきた年賀状は航空会社の絵ハガキだったとか。
続いてのテーマは、これまでに最も傷ついた一言は?
秋本奈緒美は歌手としてデビューした。 同期は中森明菜、小泉今日子、松本伊代ら、まさしくアイドル全盛期。みんな小柄だったが、バレーボールをしていた秋本は168センチ、声も低かった。「レコード会社の人から、女子プロレスラーになるかって。アイドルになるのが夢だったから、あんなにショックなことはなかったわ」。いまでも恨みは忘れていないようだ。
矢崎は「お前は鈍いヤツだな」と言われて傷つくことが多い。 気に入った女優とせめてデートをしたいと先輩の男優に相談したら、二つ返事で応援してくれた。デートが終わってから別の役者仲間から、その2人が恋人同士だと教えられショックを受けた。
劇団の地方公演で仲のいい男友達2人とずっと行動を共にした時もそう。 東京に戻ってから、別の役者から「どうして2人きりにさせてやらなかったんだ」と責められた。「実はその2人、同性愛でつきあっていたんですよ」。
これを聞いたえみちゃんの目がキラリと光った。「そういえば、あの人もウワサあるけど本当なの?」。ここから一気に話題は芸能界のホモ&レズ疑惑に。 「アイツは昔から有名だよ、うん」と太鼓判をおす中尾。
さらにトークは「キライな同業者は誰?」。
中尾やえみちゃんの口からポンポン飛び出す実名に、さすがの細木ですら「あたし、もう帰ろうかしら」。 矢崎や片桐にいたっては「キライな人なんていません」と言うのがやっと。
締めくくりは細木によるおなじみ“未来の窓”コーナー。 2002年の運気が悪いと指摘されたのは矢崎。「えっ、どうなっちゃうんですか!」。 頭を抱えこんだ矢崎に細木がアドバイスした内容とは?
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